厚生労働省は、2024年度に全国の児童相談所が対応した児童虐待の相談件数が、22万3691件に達したと発表しました。これは前年度と比較して0.8%の微減となり、1990年度の統計開始以来、初めて減少に転じました。
Nに達する= to reach N; to amount to NNと比較して= compared with NNに転じる= to turn into N; to shift to N
内訳を見ると、面前DVや言葉による脅しなどの「心理的虐待」が13万3024件と最多を占め、全体の約6割に及んでいます。次いで「身体的虐待」が5万2535件、育児放棄にあたる「ネグレクト」が3万5612件となっています。加害者の約9割が実父母であり、家庭内での孤立やストレスが背景にあると推察されます。
Nを占める= to occupy N; to account for NNに及ぶ= to reach N; to extend to NNにあたる= to correspond to N; to be equivalent to NV/Nと推察される= it is inferred that ~; it is conjectured that ~
件数の減少について、こども家庭庁の担当者は「社会の意識の高まりや未然防止の取り組みが一定の効果を示した可能性はあるが、依然として22万件を超える異常事態であることに変わりはない」と述べ、警戒感を強めています。
〜可能性はあるが= there is a possibility that ~, but...Nに変わりはない= there is no change in N; it remains N
専門家は、潜在化している虐待が掘り起こされた結果としての高止まりという側面を指摘しており、地域ぐるみでの見守りや、保護者への心理的支援の拡充など、より重層的な対策が急務となっています。
V(ている)という側面を指摘する= to point out the aspect that ~Nが急務となっている= N has become an urgent task