法務省が再審制度の見直しに向けた法案検討過程で作成された公文書を廃棄していたことが、6月27日に明らかになった。法相は国会での質疑に対し、「法令に従っており、適切に処理した」と釈明した。
〜に向けた= aimed at / towards ~〜ことが明らかになった= it became clear that ~
再審とは、裁判所が確定した有罪判決に対し、新しい証拠が発見された場合に裁判をやり直す制度だ。過去の冤罪事件を背景に、支援団体や弁護士会から「再審開始の要件が厳しすぎる」との批判が相次いでいた。これを受け、法務省は有識者会議を設置し、制度改革に向けた検討を進めていた。
Nとは= N is / means ~ (used for definitions)〜を受けて= in response to ~ / following ~
野党議員が情報公開請求を通じて調べたところ、検討過程で作成された複数の文書がすでに廃棄されていたことが判明した。野党は「立法過程の重要な記録であり、廃棄は国民の知る権利を侵害する」と強く反発し、廃棄の詳しい経緯の説明を求めた。
Vたところ= when [someone] did [something], [something else was found]
法相は公文書管理法の規定に基づいた廃棄だと主張した。同法では文書の保存期間が定められており、期間が過ぎた文書は廃棄できるとされている。しかし野党は、再審法案のような重要な政策文書は特別に長期保存すべきだったと反論している。
〜に基づいた= based on ~Vるとされている= it is said that ~ / it is determined that ~
再審制度の改革は各党が早期実現を求める課題であり、今回の文書廃棄の問題が今後の国会審議に影響するかどうか注目される。
〜かどうか= whether or not ~