東京大学の研究グループは、マウスを使った実験で、相手を嫌いになる脳の仕組みを明らかにしました。
親しかった相手から攻撃されると、相手を嫌いになり、避ける行動をとるようになります。
Vるようになる= to come to do (something), to reach the point where one does (something)
このとき、脳の「海馬」から感情に関わる「へんとう体」につながる神経回路の接続が強くなっていることが分かりました。
研究グループは、光を使って特定の細胞の働きをコントロールする技術を使い、この神経回路の接続を弱めたり強めたりしました。
接続を弱めると、攻撃してきたマウスを避けなくなりました。
また、接続を強めることで、攻撃マウスを避けるようになり、人為的に「嫌い」という感情を作り出すことに成功しました。
この研究の成果は、うつ病などの精神疾患の新しい治療法の開発に応用できると期待されています。