宇宙の歴史のなかで幾重にも重なり合ってきた星々の大爆発——その太古の記憶を秘めた「超新星背景ニュートリノ」の存在を物語るかすかな兆候が、ついに人類の手によって初めて捉えられました。
Nの手によって= by (the hands of) ~
東京大学などを中心とする国際研究グループは、岐阜県の地下に位置する実験施設「スーパーカミオカンデ」での長年にわたる精密な観測データを解析した結果、全宇宙に漂う「超新星背景ニュートリノ」とみられる信号の検出に成功したと発表しました。
Nを中心とする= centered around ~Vた結果= as a result of ~
ニュートリノは、物質を基盤から構成する素粒子の一種であり、宇宙の開闢以来、数多の大質量星が寿命を迎えて起こしてきた超新星爆発のたびに大量に放出されてきました。これらは消滅することなく宇宙空間に蓄積され続けていると理論上予言されていたものの、きわめて捉えにくいため「幻のニュートリノ」とされてきました。
Nのたびに= every time ~Vものの= although ~
今回の微小な痕跡の発見は、星の進化や元素の合成史、さらには宇宙の進化過程を解き明かすための決定的な鍵となる可能性を秘めており、天文学および素粒子物理学における新たな扉を開く金字塔として世界中から熱い視線が注がれています。
Nにおける= in / at ~