300個以上の提灯がピラミッド状に輝く巨大な山笠が夏の宵闇を照らし、熱気あふれる歓声が響き渡りました。福岡県北九州市戸畑区の戸畑区役所前で25日夜、220年以上の歴史を持つ「戸畑祇園大山笠」の競演会が催され、幻想的で勇壮な姿が見物客を魅了しました。
「提灯山」の愛称で知られるこの祭りは、ユネスコ(国連教育科学文化機関)の無形文化遺産に登録されています。会場には、309個の提灯を12段に組み上げた高さ約10メートル、重さ約2.5トンの大山笠3基と、地元の中学生が担ぐ小若山笠4基の計7基が集結しました。「ヨイトサ、ヨイトサ」という威勢のよい掛け声とともに担ぎ上げられ、力強く練り歩きました。
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休日を利用して広島市から友人と訪れた会社員の新山奈帆子さん(34)は、「思っていたよりも大きくて幻想的でした。提灯の灯りにとても感動しました」と笑顔で話し、躍動する山笠の迫力に感銘を受けていました。