福岡市中央区天神で長く親しまれてきた「新天町商店街」のすべての店舗が、2027年2月ごろから順次閉店することが決まりました。1946年の創業から80年近く地域の人々に愛されてきたアーケード街が、新しい街づくりにむけて大きく動き出します。
新天町商店街商業協同組合によると、2027年2月14日に感謝セレモニーを開いたあと、春から建物の解体工事が始まります。現在ある約100店舗のうち約8割は、2030年代に完成予定の大型複合ビルで営業を再開する意向を示しています。また、工事中も多くの店が天神地区などで営業を継続し、うち約10店舗は隣接する「ソラリアステージ」へ一時的に移転して2027年3月から営業を始める予定です。
今回の再開発は、福岡市が進める都市再開発事業「天神ビッグバン」の一環として行われます。2027年2月末に閉店する「福岡パルコ」と一体となって整備が進められる計画です。新しく建設される複合ビルは、低層階に商店街の店舗が入り、中層階以上にはオフィスや地元の歴史を発信する文化ミュージアムなどの入居が見込まれています。
新天町商店街商業協同組合の楢崎昌太理事長は、「受け継ぐべきものを大切にしながら、皆さんに親しまれる商店街として戻ってくる」と語りました。