インターネット上で公開されていた「Nintendo Switch」のゲームをパソコンやスマホで遊ぶためのプログラム「エミュレーター」400件以上が、サイトから消されてアクセスできなくなりました。ゲーム会社の任天堂が、コードを保存・共有するウェブサイト「GitHub」に対して削除を求めたためです。
今回対象となったのは、過去に人気を集めたエミュレーター「Yuzu」から派生(コピーして作られたもの)した「Suyu」などです。Suyuに関係するプログラムのネットワークだけで300件以上が削除されました。また、スマートフォン(Android)向けのエミュレーター「Skyline」の関連ファイルなども含まれています。削除されたページを開くと、「DMCA(デジタルミレニアム著作権法)による要請のため利用できません」というメッセージが表示されます。
任天堂は、これらのエミュレーターがゲームの暗号を許可なく解除してコピーしたゲームを動かせるようにしているため、アメリカの法律(DMCA)に違反していると主張しています。プロジェクトの開発が終わった後でも、インターネット上にプログラムのコードが残っていると、ほかの人が新しくコピーを作りやすくなってしまいます。任天堂は自社のゲームや権利を守るため、厳しく対応を続けています。