石庭で知られる京都の竜安寺の方丈(本堂)で11日、元首相の細川護熙さん(88)が描いた全92面の障壁画「雲龍図」が報道機関に披露された。この作品は、生まれて間もなくから、歯が抜け、ひげは白くなり天を飛べなくなった老年まで、九つの姿の龍を描いたものだ。横に並べると延長112メートルになり、日本美術史上かつてない大きさの雲龍図とされる。
で知られる= known for / famous for (a particular feature)とされる= is considered to be / is said to be
細川さんは2022年に行われた竜安寺開基・細川勝元の550年遠忌法要に、40面のふすま絵を奉納した。方丈全体を飾ることができるよう、続けて舞良戸(板戸)や床の間など52面にも取り組んでいた。筆をおいたのは2025年5月で、制作は6年に及んだ。
飾ることができるよう= so that (he) could decorate (expresses purpose or target state)に及んだ= spanned / reached up to (a duration of time)
政治から身を引いた細川さんが創作に打ち込む姿を見続けているという佐々木丞平・元京都国立博物館長は、「海北友松や曾我蕭白にもなしえなかったこと」と賛辞を送った。細川さんは13世紀中国の画家、陳容を手本にしたと明かし、「絵の空気感をはじめとてもかなわないと感じた」と取材に話した。
身を引いた= retired / stepped down (literally 'drew one's body back')をはじめ= starting with / including ... first and foremost
全92面の一部は12日から来年7月まで通常の拝観で見られ、9月26日から11月29日までの土日の夕方には全図を見られる特別拝観がある。
で見られる= can be viewed during / can be seen at