中国の巨大テック企業であるアリババグループが、従業員に対してAIコーディングツール「Claude Code」の使用を禁止したことが明らかになりました。セキュリティ上の懸念から、同ツールを高リスクソフトウェアのリストに追加し、自社で開発したプラットフォーム「qoder」への移行を指示しています。
Nに対して= 針對 / 對於
この禁止措置は、Claude Codeの内部に、中国のユーザーを特定し情報を収集する不審なコードが含まれていることを、外部の技術者やセキュリティ研究者が発見したことによるものです。難読化されたこの隠しコードは、ユーザーが中国国内にいるか、あるいは中国国内のサーバーやプロキシサーバーを経由しているかを識別し、システムプロンプトに不審な変更を加えていたと指摘されています。
Nによる= 由於 / 因為
これに対して、開発元であるAnthropicのエンジニアは、アカウントの不正利用やモデルの「蒸留攻撃」を防ぐための実験的措置であったと説明しています。同社は以前、アリババのAI研究所などから大量のアクセス、いわゆる「蒸留攻撃」を受けたと非難していました。今回の隠しコードが含まれるバージョンはすでに修正され、元の状態にロールバックされる予定ですが、企業情報や知的財産の流出を懸念したアリババは、速やかな禁止を決定したとみられます。