地球の自転に基づく「天文時間」と、原子時計によって測定される「原子時間」のずれを修正する「うるう秒」。世界時の決定などを担う国際機関である「国際地球回転・基準系事業」(IERS)は、2026年12月末のうるう秒の挿入を行わないことを決定しました。
に基づく= 基於
うるう秒の挿入は、協定世界時の6月末または12月末に実施されることになっており、日本時間では翌日の午前8時59分60秒という「1秒」が追加されます。最後にうるう秒が挿入されたのは2016年12月末(日本時間で2017年1月1日)であったため、今回の決定により、丸10年間にわたりうるう秒が存在しないことが確定しました。
ことになっている= 規定、預定會にわたり= 長達、跨越
地球の自転速度は一定ではなく、近年はむしろ加速する傾向がみられます。このため、2029年までに、時間を1秒減らす「負のうるう秒」が必要となる可能性が大きいとの計算結果も報告されています。うるう秒の調整は、ITシステムやネットワークに大きな混乱をきたす危険性が指摘されており、さらなる議論が呼ばれそうです。