地球からきりん座の方向に約1000万光年離れた渦巻銀河「NGC 2403」の片隅で、太陽の2億倍というすさまじい光を放つ超新星「SN 2004dj」が観測されました。このきわめて明るい超新星は、2004年7月31日に日本の有名なアマチュア天文家である板垣公一さんによって発見されたものです。当時としては過去10年以上の間で最も地球に近い距離で起きた超新星爆発であり、世界中の天文学者の注目を集めました。
Nによって= 被、由(表示被動句中的施事者)
ハッブル宇宙望遠鏡が撮影した画像には、青く輝く若い星々の集まりや、星が生まれる領域であるピンク色の電離水素領域(HII領域)が美しく散りばめられています。この画像は2004年8月に高性能カメラ「ACS」を使って得られたデータをもとに作られており、右上の隅に見えるひときわ明るい光点が、まさにその超新星「SN 2004dj」です。
爆発した星は、太陽の約15倍の質量を持ち、約1400万年という寿命を迎えた大質量星であったと推定されています。この星の劇的な最期は、単なる恒星の死にとどまりません。爆発によって星の内部で作られた酸素やカルシウム、鉄などの重元素が宇宙空間へ放出され、それが次の世代の星や惑星、さらには私たち生命の材料となっていくのです。超新星の輝きが衰えたあとも、この星団の観測は続けられており、宇宙における物質の循環を明らかにするための貴重なデータを提供し続けています。
Nにとどまらない= 不限於~、不僅止於~Nにおける= 在~的、在~方面的(表示場所、時間或領域)