約1万2000年前に絶滅した大型の肉食動物「サーベルタイガー(スミロドン)」は、絶滅する直前に仲間の数が減り、近親交配が進んで「病気だらけ」になっていた可能性があることが分かりました。研究チームがアメリカの博物館にある背骨の化石を調べたところ、骨の変形や先天性の異常が多く見つかりました。
Vたところ= 在……之後發現〜〜だらけ= 充滿〜;滿是〜
調査されたのは、天然アスファルトの池から発掘された少なくとも849頭分に相当する3722点の骨です。そのうち3頭の腰の骨では、神経が通る「椎間孔」という穴が、通常の約2倍の広さに拡大していました。これは脊髄の神経にできた腫瘍が成長し、周りの骨を徐々に削りながら押し広げたためだと推測されています。
Nに相当する= 相當於〜
現代の犬や人間でも、このような腫瘍ができると激しい痛みや足のまひ、筋肉の衰えが起こります。サーベルタイガーも痛みのために素早く走ったり獲物に飛びかかったりすることができなくなり、アスファルトにはまって動けない草食動物を狙おうとして、自分もはまってしまったのではないかと考えられています。
Vようとする= 試圖〜 / 打算〜〜のではないかと考えられている= 被認為可能是〜
このような病気や骨の異常が多かった背景には、絶滅に向かって個体数が減り、血のつながった個体どうしで子孫を残す近親交配が増えたことが関係していると見られています。遺伝的な多様性が失われたことが、サーベルタイガーの健康を悪化させ、絶滅を早めた一因となった可能性があります。
〜と見られている= 被認為〜 / 一般推測〜Nどうし= 互相 / 同類之間