海外旅行や輸入品の価格にも影響を与える円相場の落ち込みが再び強まっています。8月28日のニューヨーク外国為替市場で、日本円の価値がアメリカドルに対して大きく下がり、一時1ドル=160円台を記録しました。日米の当局が円買いの協調介入(急速な円安を抑えるための資金投入)を実施した7月末以来、約1カ月ぶりの円安・ドル高水準となります。
N以来= 自從…以來Nぶり= 時隔(時間)
円安が進んだ主なきっかけは、アメリカの金利がさらに上がるという見方が市場で広まったことです。この日、ワイオミング州で開かれた経済シンポジウム「ジャクソンホール会合」において、米連邦準備制度理事会(FRB)のウォーシュ議長が講演を行いました。ウォーシュ氏は現在の物価動向について「インフレ率は依然として高すぎる」と指摘し、基調的なインフレ率が目標の2%に向かって下がらない場合には、さらなる利上げの可能性に触れました。
Nにおいて= 在…(場合、場所)Nに触れる= 提及 / 觸及(話題)
今年5月の就任以降、ウォーシュ氏は金融政策の今後の方向性を示さない考えを持ち続けてきました。しかし、今回の発言について市場では「今後の早期利上げに含みを持たせる姿勢」と受け止められました。利上げへの意識から米金利が上昇し、低金利の円を売って高金利のドルを買う動きが強まっています。
N以降= 自從…以後Nに含みを持たせる= 暗示 / 保留(可能性)